この章では、「転ばぬ先の健康寿命」
・今から備える健康寿命の延長(一般の方向け)
・自分の将来のための、
「健康寿命を延ばし、高齢になっても介護状態にならないための、
たった4つの方法」
をお伝えします。
その前に大前提として知っておかなければならない事があります。それは日本の高齢社会の現状です。
日本の高齢社会の現状は、
世界のトップグループを走る、超高齢社会の日本
2019年9月現在、我が国の高齢化率は28.4%です。
高齢化率2位のイタリアで23.3%ですので、日本はダントツの1位ということになりました。
2019年10月1日時点での日本の人口は、1億2,617万人となりました。
2048年には1億人を割ってしまうと言われています。
高齢化率が28.4%ですので、総人口の65歳以上の人が占める人数は 3,580万人を超えているのです。
これに対し生産年齢人口(15~64歳、税収の見込まれる年齢層)は、7,507万人。
2.1人の若者が1人の高齢者を、金銭面で支えていることになります。
医療費、介護費、年金、その他のいわゆる社会保障費を合わせると、年間約120兆円かかっています。
単純に、これを若者7,507万人で割ると約160万円です。
社会保障費だけで、一人当たり平均、年間160万円もの税金を課せられていることになるのです。