2025年問題とは?

③2025年問題とは?

2025年問題、あなたは耳にしたとはあるでしょうか? 

2025年問題とは何か?それは、医療や介護、社会保障給付費(医療、介護、年金、保育などの制度の給付費)に大きな影響を及ぼします。

2025年問題とは、「団塊の世代が75歳以上の高齢者」となり、「医療や介護費、社会保障給付費の増大」が懸念される問題です。

75歳を過ぎると医療度や介護度が格段にアップします。

2025年には、国民の4人に1人が75歳以上(2200万人を超える)という、超超高齢社会に突入します。

(図1‐1‐14は、年齢階級別一人当たりの医療費)

2025年問題のポイントは、⑴人口と労働力不足 ⑵医療増加 ⑶介護費用増加 ⑷社会保障給付費の増加の4つです。 

2025年問題の対策として、地域包括ケアシステム(地域で助け合っていきましょう)、人手不足解消に外国人労働者やロボットの開発、病院から在宅(急性期を過ぎたらなるべく早く自宅に返す)があげられていますが、どれも困難を極めています。

2025年問題の対策として国は、「自助努力」と「民間による地域支援」にシフトしています。

自分の事は自分で対策しないといけない時代となったのです。

国は必要最小限の事すら、支援できない事を意味しているのです。

より具体的なライフプランを立てる必要があり、その土台は自分や家族が健康であることです。

「人口と労働力」「医療」「介護」「社会保障費」の4つ課題の解決策は、自立支援介護学を学び健康寿命を延ばすことにあります。

一人の努力は微力でもたくさんの人が、日本のすべての方が、誰でも簡単にできる自立支援介護学を学び、実践することが、この課題をクリアできる、唯一の手段なのかもしれません。